元旦に北京からの帰国をして、飛行機で隣に座った中国人を助けてきました。その1~
2014年明けましておめでとうございます。
思いがけなく今年は人助けから始まりました。
元旦に帰国しました
久しぶりに日本帰ってきました。結果として、朝5時に家を出て、実家についたのは夕方の5時。時差もありますが、約11時間の長旅となりました。
東京の昼間は暖かいですね。15度とかあるらしく、電車やらバスやら公共の交通機関で実家に帰ってきたもので、北京ではマストアイテムのダウンジャケットはスーツケースにしまっておきました。
今日のフライトですが、安いのでよく使うデルタ便。朝7時50分発とかなり朝早いです。一応元旦ということもあり、何が不測の事態が発生するかわからないので、2時間前に空港に着くために、早朝5時ごろ出発しました。
普段そんな早い時間に起きることはないので不安に思い、眠らずに荷造りしながら過ごしました。
デルタは預け荷物2個までOK
調べたところ、デルタの北京-東京間は23キロ以内の荷物であれば、エコノミーでも2個まで無料で預かってもらえます。
今回は、勉強道具だったり、当分読まなそうな書籍類だったり、たっぷりパッキングして帰りました。重さを測ると、バックパックが21キロ、スーツケースが23,3キロ。。。0,3キロの超過は誤差ということで、見逃してもらえました。
朝はスタバで優雅に過ごす
荷物の預けもスムーズに進み、出国審査も問題なくパスすると、まだ、1時間半も出発まで余裕がありました。なので、2014年一発目の食事は空港のスタバで優雅に
カフェラテとチョコマフィンを注文する。45元なり。高いけど、新年だし、帰国するんでとか言い訳付けると、財布の紐は緩くなりますね。
ちょっと優雅に過ごしすぎたらしく、ボーディングは30分前だろと見込んでいたら、なぜか1時間前から。笑 ゲートに行くと、すでに長蛇の列。この時、ちょうど眠気が襲ってきていたので、並ぶのを諦めて、ゆっくり入ると、心配していた通り、手荷物置くスペースが、残りわずかになっていました。
引越し少女との遭遇
手荷物を入れるところを探していると、なぜか布団を持った女の子が僕の席にやってきました。まるで、引越しをするかのような大荷物。もちろん、布団は入らないので、後部座席のバックヤードのほうに置いたり、他の手荷物を入れるところを一緒に探してあげたりしました。
とりあえず、眠かったので、ウトウトしていると気づいたら、食事タイムになりました。今日のメニューは卵オムレツかチキンヌードル。朝ごはんはスタバで軽く摂っているので、軽そうなオムレツをチョイス。眠気覚ましにトマトジュースを飲んでいると、さっきのとなりの女の子に話しかけられました。
最初の一言は、北京で仕事しているのかー?って聞かれたので、
自分の状況を一通り説明し、向こうの話をきくと、宇都宮に留学に行くんだそうです。やっと納得?!それで、引越しのような大荷物。本当に大げさじゃなく彼女の荷物は、圧倒的に多かったです。スーツケース2台、バッグ2個、布団の入ったデカ袋、服を詰め込んだビニル袋、食べ物を詰め込んだビニル袋。そもそも留学するのに布団持っていくってどんな状況なのか、聞くのを忘れました。笑
彼女との話はだいたいこんな内容でした。
・日本語専攻だったが、あんまり喋れない。
・将来は日本語の先生になりたい。
・今までは撮影関係で2年働いていた。
・日本に来るのは2回目で、関東はだいたい制覇した。
・日本に行くときには家族や友達からたくさんのお土産を頼まれる。
・宇都宮の語学学校に行くんだけど、とりあえず今日は沼袋に行く。
・日本人の中国語の発音と中国人の日本語発音のこと
・出身は河北省
・でも化粧品と電化製品は安い
・円安のこと
・日本の交通費は高すぎる
とまあざっくりこんなかんじ。
そこで、安く沼袋まで行く方法を教えるべく、
一緒に東京駅まで行くことを提案しました。
バスだと、東京駅まで900円と、スカイラインやスカイアクセスなんかより安く帰れるんですよね。1時間に2、3本出ています。だいたい半額なのに時間はだいたい同じなので、お勧めです。
向こうも喜んでくれたので、そこから一緒に行動していました。
成田到着後も荷物を持つのを手伝ってあげたり。
ぼくにいくつかの荷物を託したまま入国審査に行ってしまうのには、少し驚きましたが。さっき会ったばかりの人なのに、荷物そのまま持ってかれてぱくられたらどうするんだよって、ツッコミをいれたくなりましたが、それだけ信頼されたのかなと思い嬉しかったです。話すときなんか顔近いしw
ぼくが同じ状況だったらってこと考えたんですけれど、他国で偶然隣の席になった人に荷物を預けて、そこを離れる勇気はありません。
デルタ便は中国人がたくさん乗っているので、入国審査時間がかかるらしく20分ほど待っていると、小走りでやってきました。そして、ふたりとも預け荷物も受け取り、最後の持ち込み品のチェックに向かいました。ぼくが先にパスして、あとからその子が通ると、係員から日本語で質問されています。でも何を言われているのか理解していないようで、ぼくは翻訳しまっせと係員さんに声かけました。すると、なぜかぼくはその子の婚約者と勘違いされました。誤解されるのも嫌なので、きちんと訂正してその子が日本語わからないので翻訳しますと申し出ると、部外者なら外で待っていてくれ、入ってくるなと強めに注意されました。仕方なく、外で待っていましたが、案の定なかなか出てきません。出てくるのに10分くらいかかっていました。ふつうなら1、2分のところをです。
つづく